5月15~19日鹿児島県南大隅町へロケに行きました。ここは高レベル放射性廃棄物の処分場他核施設の建設に狙われているところです。地元で反対運動をしている方たちが、福島原発事故当時総理大臣だった管直人さんを呼んで「福島原発事故の真実」と題した講演会を催しました。会場は400人程の入場者でいっぱい。その後の交流会も地元の御馳走をいただきながら熱く盛り上がりました。
処分場の候補地とされている場所は、日本三大照葉樹林の一つといわれるほどの美しい照葉樹林が広がり、青い海と切り立った断崖の海岸線が続いています。その花崗岩を切り出し辺野古の埋め立てに使うという計画も水面下で進んでいます。南大隅も辺野古もどうしてこんな美しい自然を壊してまでも、人間の目先の利益と無意味な戦いのために壊されなければならないのだろうと深く心が痛みます。